”樂癒旬視”Official Blog

ノベルゲームの制作を軸としているサークル『樂癒旬視』の開発ブログです。

秋波1周年&新作告知

『秋波』が出てから1周年が経ちました。ありがとうございます……と言っても1年通して愛され続けたわけでもないし、1周年とは時間なだけでありますが、ありがとうございます。
世に出した日は最終チェックやらでバタバタとオールしていた気がします。そして審査が遅くていつ出るのやらと待っていました。
本当は300円ほどで売る予定が、パソコンのスペックのせいかソフトのインポートが上手くできず、ティラノフェスにかこつけて、ブラウザ版(インポートができる)の無料で出すことになりました。
そのおかげか素敵な絵を貰ったり、100DL(最後までプレイした人少なそう)だったりDLCも売れ……はしませんでした。地元の友達に無理やり買わせたくらいでしょうか。

体裁的な1周年記念としてやれることは、こんなちんけなブログ更新とツイート(頑なに)で投稿した久しぶりのBGM演奏しかございません。
その分次回作については進んで……いるのかと言われればまだまだこねくり回してる状態ではありますが、良い(面白い)ものになること間違いなしです。何回も言ってんな。こいつ。

 

そして次回作告知となります。

 

 

 

 

 

タイトル『春霞/春裂~phase Subvolva~』

 

─あらすじ─

春になると藤棚が美しく咲くシーナ女学院。
トアルハルノヒ───ぼくらは死体を埋めた。
4人の生徒が起こした事件によって生まれた不協和音。
私の役は花
 の役は雨
 の役は民
 の役は石
そしてあなたの役は……。
霞んだ春は切り裂かれ、やがてその正体を現す。
樂癒旬視が贈る「歪感覚乙女?ゲーム」

 

 

秋波と同じノベルゲームですが、あらすじ通りに進むと2部作予定の乙女ゲームとなります。

しかし中学生の頃にクラスの女子からうた☆プリを貸してもらって以来、乙女ゲームというジャンルを触ったことが無いので完全なる藤生版。

メンバーは次回作予定だったゲームと同じ、私と『つぶあんみるく氏』の二人体制で行う予定なので、秋波のスタイルをよりノベルゲームとしてブラッシュアップするつもりで頑張ります。

 

販売予定どころかビジュアルすら決まっていないので、どうなるか分かりませんが今後ともよろしくお願いいたします。

挨拶

藤生です。

いつもは嘘ばかりを作っているので、今日くらいは普通に挨拶を。


嘘の日の次に、私が私である証拠となったというのは、アニメウテナの放映開始日と同じだと昨日知りました。
その前日にはアニメポケモンが始まったりと、現代でも語り継がれるものが続々と出てきた年でもある……は過言。

それは人々の期待と不安の怨嗟蔓延る季節と共に「何かをしでかし、語り継がれろ」と言われたようであります。
しかし母は何も気づかず、産まれそうだから産んだとシラを切っております。それが普通の対応。

「しでかせ」は今年でなくとも来年もできましょうが、自分を放り投げるような若さが通用するのも、あと数年どころか今年で最後なのかもしれません(誰にも分からない)。
ゲーム以外も何かしたいという個人的な我儘も地道に進んでおります。

 

まだメンバーと共に仕事をしていると言える状況ではないのですが、いつまで経っても次回案を出さない私に嫌気が差すどころか、そんな私を放って日々進化するイラストには目を見張るものがあります。そんな方と「何かをしでかそうとしている」そんな方が「居る」ことに支えられているところもあります。
や、支えがなくなったら落ちるぞと脅してる訳ではありません。


ここまで大袈裟のようで「こいつは嘘つきだ。エイプリルフールの残穢めが。」と感じたかもしれませんが、
大袈裟と嘘は同じものではありません。ニアリーイコールではありますが。
ひとつの真(信じるものとも)を良くも悪くも助長させるものこそ、何かを作って感動させる真摯だと思っております。

 

以前告知したものが暗雲の中に立ちこみ、また新たに1から混沌を形成していく次第……とはいっても「開闢吐瀉界~」と同じ時期に書いたプロットを手直ししている状況であります。

前作や予定していたプロットよりも良きものとなるのは、卵の殻を割らずとも確信しております。

今年ゲームが出来る確証はまったくありませんし、出せるわけないと勝手に考えているので、来年の完成に向けて進んでいきたいです。


んで明日になれば誕生日は終わり、新たな仕事が始まってしまいます。
そこには特別な日でもなんでもなく、親曰く「生後いきなり生死を彷徨っていた私」がいるわけです。
そんな感じで年は繰り返すものだということで、今後とも樂癒旬視一同をよろしくお願いいたします。

ZINE『不完全燃焼体 取扱説明書~秋波総評~』販売開始!

こんにちは。樂癒旬視の藤生旬です。

 

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お待たせいたしました!

藤生の上京やZINE改訂作業による販売延期となり、10月から12月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

東京は聞いていた通り凍えるような寒さで、地元の感覚で昼は薄着でもなんとかなりそうだと思ってライブに行くため下北沢へ向かったのはいいものの、帰り道が寒すぎて、10分自転車に乗っただけで風邪を引いてしまいそうになりました。

皆さんはそんなことが無いように、寒さを我慢するよりも、発汗や荷物を我慢するようにジャンバー等を着て冬に負けないようにしてくださいね!

 

 

ZINE02(通称)を発行いたしました!

内容は主に9月に出した『秋波』について書いてます!

 

値段は1000円プラス送料となってまして、ZINE01とは2倍の値段の差ではありますが、円安は関係しておりません。
絵葉書とDemoCDのおまけも含めての値段となっております!

 

 

3冊限定のCDとは書かれておりますが、4冊目からはDLコードを封入しての販売形式となる予定なので、現物好きな方には早めの購入をおすすめします!

 

laqshmii.booth.pm

 

 

そしてZINE01も02の表紙と同じ形式に統一しようと考え、デザインを見直して「ver1.1」として販売再開となります。本文は1文字もいじっていないので、再度購入する必要はございません。

 

 

私の近状といたしまして、上京して既に1か月が経っており、ライフラインも充実して何とか生き延びれそうです。

 

しかしまだ仕事を見つけようとはしていないので、来年の1月頃にゲーム関連のバイトを探しつつ、新作に向けて作業を進めております。

 

またゲーム制作以外の活動も黙々と進めており(ここやツイッターで公表はおそらくしない)、実家ではできなかったことにチャレンジしていきたいです!

 

 

 

ノベルゲーム『秋波』も絶賛公開中なので是非プレイしてみてください。

 

 

novelgame.jp

 

 

 

出したのは良いもののプレイしてもらえるのだろうかと少し不安になっておりましたが、100DL突破・感想・アートがとても励みになっております!

本当にありがとうございます!

 

 

それでは、今後も樂癒旬視をお願いいたします。

 

藤生 旬

新作ノベルゲーム&ZINE告知

こんにちは。樂癒旬視の藤生旬です。

 

 

 

novelgame.jp

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先月ティラノゲームフェス2022やBOOTHで『秋波~Beside the Autumn Heaven sing~』を投稿いたしました。
もうプレイ済みでしょうか?DLCも合わせて好評のようで安心しました!

 

 

 

さて、さっそく新作ノベルゲームの発表となります。

 

 

 

 

 

 

 

樂癒旬視ノベルゲーム第2弾

開闢吐瀉界 サマー オブ ブリガドーン(仮)

2023年のどこかでBOOTHにて販売予定。

 

 

秋波とは打って変わってダークな作風となり、全4部作を予定しております。

 

 

そして今回はなんと、樂癒旬視サークルへ新たにイラストレーターさんが加わる事となりました。

つぶあんみるく』氏です!

 

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、上記リンクのティラノゲームフェスで秋波の「魚見結衣」のファンアートを投稿してくださった人になります。

 

 

今回は特別にメッセージを頂いているので、このブログで紹介いたします!

 

「初めまして。つぶあんみるくと申します。ひょんなことから藤生さんを知り、ゲームのイラストを担当させていただけることになりました。デジタル絵初心者でゲーム制作に関わるのも初めてですが、精一杯頑張ります。」

 

ありがとうございます!

 

私も前作と同様イラストは描きますが、氏には主要キャラ担当をお願いしております。
今後どうなっていくか、私自身もびくびくしながらもわくわくしてゲーム制作に臨んでいます。


更に進化した樂癒旬視のノベルゲーム第2弾をご期待ください!

 

 

 

 

 

そしてここからは新作ZINEの発表です。

 

 

10月下旬

不完全燃焼体 取り扱い説明書-廃棄悪文集vol.2-

 

BOOTHにて販売の予定となります。

 

今回から「廃棄悪文集」なる副題が付いておりますが、1冊目とそこまで変わりはありません。

 

また、購入者にとってキリのいい価格設定にするために少々の値上げとなりますが、ページ数の増加と「アルモノ」を新着5部でお付けいたしますので、どうかご了承ください。

 

 

laqshmii.booth.pm

 

1冊目も大好評発売中となっております。

 

 

 

今後のゲームにまつわる詳しい情報や進捗等は、このブログで行っていこうと思うので、是非Twitterのフォローや、はてなブログの読者ボタンを押してくれると幸いです。

https://twitter.com/laqshmii

 

 

それでは、今後もサークル樂癒旬視をよろしくお願いいたします~。

 

 

藤生 旬

 

 

秋波発売……&卑劣なDLCのマーケティング・ストリート

 

祝!秋波!

2日前の話ですが……こんにちは、藤生旬です。

2021年の4月から試作版、12月から製品版の制作を始め、ついに世に出す事になりました。

 

色々と予定は狂いましたが「ティラノゲームフェス2022」に参加という形となり、BOOTHでも無料orBOOSTで販売、本日はDLCも販売となりました。

 

制作時の話や総評は詳しくZINEに書く予定ですので、ここでは少しだけ。

 

秋波は当初「しっとり×明るく×青春×記憶喪失ひた隠し×きせき×優しさ=平均ノベル」を掲げて制作を始めました。
私自身普通(?)の恋愛ノベルゲームをした事はあまりなく、「アマガミ」や「つよきす」とパッと思いつくのはその2つです。というのも少しクセのあるノベルゲームばかりをプレイしてきたため、比率がおかしい事になっています。

ということは普通の恋愛ノベルゲームが、私にとって少しクセのあるものとなります。

 

腰を据えて何かしらを作るのであれば自分を出したい(作家性?)と思う人もいるでしょう。
しかしそれを一切排除……はできませんでしたが、DLCの「蚕~」のシナリオラフを読んでくだされば腑に落ちると思います。


ダイレクトマーケティングになりますが……DLCも良い感じです。
その殆どが没だったりで低コストとなりますが、SDGsなる流行りに甘い部分だけ乗っかろうという魂胆というわけではなく、隠しファイルで出せなかった後日談を正々堂々と売ってやろうというものです。

秋波は無料でも無料なりに楽しめるとは思いますが、後日談はノベルゲームではなく小説(ライトノベル)として書いたものとなります。
画面にキャラや背景を映して喋らせる形態とは違い、読みごたえとしては十分ではないかと考えてます。是非。

 

そして上で少し触れた通り、またZINEを作ります。性懲りもなく。
タイトルは『不完全燃焼体のつくりかた+秋波総評(仮)』であります。
秋波について詳しく書き、また今後について書こうと考えております。
発売時期は10月中の予定ですが、引っ越し等でごたごたするかもしれないので、DLCの追加日程だけは信じてお待ちください。

 

多くの人にプレイしてほしいとは思いつつも、感想も見当たらず(まだ3日だけど)、そもそも探そうともしていないので、このゲームが何かしらの力を持っているかはまだ不明瞭であります。
まだ「ゲームを作った」という事実だけを胸に宿し、ネットの海にどんぶらこと漂流しているわけです。

無料でプレイするにはまぁまぁ楽しめるんじゃないでしょうか。特に多感な中学生におすすめです。

1000文字超えたのでここらへんで。
別の新しい事もやろうと考え中です。

 

それではまた。

 

3月進捗

初めまして。

個人ゲーム制作サークル『樂癒旬視』の「藤生 旬」というものです。

このブログでは現在制作中のノベルゲーム『秋波』の進捗状況などを載せていこうと思います。

今一度、『秋波』とは「ノベルゲームの平均」を独りで作ろうとするプロジェクトの一環であり、ボイスやOPEDは無しに、どこまで製品足り得るかの実験であります。
実験と言っても登場人物の人らをモルモットだとは思っておらず「私(藤生)に振り回されない一個人の人間」であると思っています。

 

試作版に向けて動いたのは2021年の4月になります。

12月10日に試作版を投稿し、12月に仕事を辞めてから1月の下旬まではシナリオを完成させ(現在は細かな手直し中)、2月からはノベルゲームで大切になる「立ち絵」を描いていました。
試作版での立ち絵をすべて描き直し、この人生で碌に絵を描かなかった自分にとっては、これでも大幅なクオリティアップと感じています。

 

下が試作版の栞(登場人物)

 

 

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栞-試作版-

ぶれているのは画力のなさを誤魔化すためのものとなっています。
良い効果かもしれません。

 

続いては製品版の栞です。

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栞-製品版-

少しぼやけを入れているとはいえ、全然違いますね。
細かな修正を加えるかもしれませんが、これが暫定の立ち絵です。
栞は物語の核となるので、線画から十分に行いました。
他にも栞には穴掘りバージョンの立ち絵も用意しております。
絵初心者にしては上々。

 

 

こう見比べてみると、どうして自分は試作版の絵で良いやと思ったのでしょうか。謎です。
他の立ち絵の違いは2022年9月予定の製品版にて是非お確かめください。

 

 

そして次にノベルゲームには欠かせない「イベントスチル(CG)」というものです。言わば一枚絵です。
試作版では無かったので、製品版では勿論追加します。
シナリオを書きたいがためにノベルゲームを作っているのにどうして絵も……と我に返りそうになったので、何かの作業の合間に進めます。苦肉の策です。
これでも描くことが少し好きになりました。

 

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これが試作版でもあった「栞が雨を止ませるシーン」のCGのラフです。
私自身、学校の屋上に立ち入ったことがないので夢です。
景(手前)がいるパラソルの後ろには見えない出入口があり、手を挙げている栞の奥にも出入口……ではなく貯水タンク。
雨が1か月降り続けたので大仕事。
※パラソルが書かれてありませんが、本来なら手前のキャラの左側です。

 

4月からはゲーム内で流れるBGMを作りながら、上記のシナリオとCGの完成に向けて進めて、BGMは6月に完成予定。
CGは制作ギリギリまで追加していきます。

 

ブログを月一で書くぞとは意気込んでみたものの、こう見ると本当に地味で、BGMに至っては何を載せたらいいか分かりません。
Demoや没音源をどこかで出せたらいいな。ぐらいの気持ちで。

 

製品版が出た際には、設定資料集なるものも作ろうと考えているので、ここで「このシーンはこのオマージュで」やら「このセリフには~」みたいなことを書くわけにはいきません。
どうしてブログを書こうとしたのでしょうね。
藤生個人のtumblerアカウントで版権絵を描こうにも、そんな暇が合ったら作れと自分からのお達しで描けていません。

そして『秋波』には平均化する前のごつごつした原案シナリオが存在するので、それを藤生個人の『ノベルアップ』にて投稿……するにも秋波シナリオの手直しがまだ残っていますので、だいぶ先になりそうです。


山積みのやりたいこと、体と技術が付いてこない。
120時間あればエルデの王になれますが、ノベルゲームは120時間では作れない。

それでは、またどこかで。

2022/03/22,22:18 藤生 旬